川崎大師|神奈川県川崎市

1. 川崎大師の建物について

川崎大師(正式名称:金剛山金乗院平間寺)は、神奈川県川崎市にある真言宗智山派の大本山の寺院で、「厄除けのお大師さま」として広く信仰されています。広大な境内には、荘厳な建築物が点在し、年間を通じて多くの参拝者が訪れます。

大本堂

川崎大師の中心となる「大本堂」は1958年(昭和33年)に再建されました。本尊である弘法大師(空海)を祀っており、厄除けや健康長寿の祈願が行われています。堂内では毎日護摩祈祷が行われ、参拝者は願いを込めた護摩木を奉納することができます。

八角五重塔

1997年(平成9年)に建立された高さ約39mの五重塔です。朱塗りの美しい外観を持ち、境内のシンボル的存在となっています。

不動堂・薬師殿・大山門

  • 不動堂:不動明王を祀る堂宇で、開運厄除けのご利益があるとされます。
  • 薬師殿:病気平癒・健康祈願のための薬師如来が祀られています。
  • 大山門:川崎大師の表玄関であり、立派な仁王像が安置されています。

信徒会館・大師公園

信徒会館は参拝者の休憩所として利用でき、境内近くには「大師公園」もあり、四季折々の景色を楽しむことができます。

2. 川崎大師の歴史について

川崎大師は、1128年(大治3年)に平間兼乗(ひらまかねのり)という武士が、夢のお告げに従って多摩川のほとりから弘法大師の木像を発見し、尊像を安置するために建立したのが始まりとされています。このとき、京都の高尾山の尊賢上人が開山し、正式に「平間寺(へいけんじ)」として創建されました。

江戸時代に入ると、川崎大師は厄除け寺として広く知られるようになり、特に徳川家の庇護を受けました。三代将軍・徳川家光が寺領を寄進したことで、大いに発展し、多くの庶民も参拝するようになりました。

明治時代以降も発展を続けましたが、戦災により大本堂が焼失し、戦後に再建されました。現在では、初詣の参拝者数が全国トップクラスの規模を誇る寺院となり、年間を通して多くの人が訪れています。

3. 川崎大師の意義について

川崎大師は、特に「厄除け」のご利益があることで知られています。毎年、正月三が日には数百万人が訪れ、全国から厄年の厄払いを目的とした参拝者が集まります。特に有名なのが「護摩祈祷」で、火を焚いて願いを祈る儀式が大本堂で行われています。

また、交通安全祈願も盛んで、車やバイクの安全祈願のために訪れる人も多くいます。境内には、車の祈祷専用の施設も整備されており、ドライバーにとって心強い守護寺となっています。

さらに、川崎大師は「咳止め飴(せきどめあめ)」でも有名です。門前町にある「とんとこ飴」と呼ばれる飴は、古くから風邪や咳の予防に効果があるとされ、参拝のお土産として親しまれています。

川崎大師の所在地・アクセス・詳細情報

所在地 神奈川県川崎市川崎区大師町4-48
アクセス
  • 京急大師線「川崎大師駅」から徒歩約8分
  • JR川崎駅からバスで約15分(「川崎大師」下車)
  • 羽田空港から京急線で約30分
駐車場
  • 寺院専用駐車場あり(無料・有料エリアあり)
  • 周辺にコインパーキング多数
電話番号 044-266-3420
参拝時間
  • 大本堂開堂時間:午前5時30分~午後6時(季節により異なる)
  • 護摩祈祷:午前6時~午後4時30分(1日数回)
公式ウェブサイト https://www.kawasakidaishi.com

 

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