熱田神宮|愛知県名古屋市

1. 熱田神宮の建物について

熱田神宮(あつたじんぐう)は、愛知県名古屋市に鎮座する格式の高い神社で、伊勢神宮に次ぐ歴史的・宗教的な重要性を持つ神社の一つです。境内は約6万坪(約20万㎡)の広大な敷地を有し、樹齢1000年を超える大楠をはじめ、神秘的な雰囲気に包まれています。

本宮(ほんぐう)

熱田神宮の中心となる「本宮」には、日本神話に登場する「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」が御神体として祀られています。現在の社殿は戦災で焼失後、1955年(昭和30年)に再建されたもので、伊勢神宮の神明造の建築様式を踏襲した荘厳な姿をしています。

別宮・摂社・末社

境内には「別宮八剣宮(べつぐう はっけんぐう)」をはじめ、44もの摂社・末社が点在しています。八剣宮は熱田大神の荒魂を祀る神聖な場所であり、格式の高い神社です。また、境内の「上知我麻(かみちかま)神社」は、商売繁盛や縁結びのご利益があることで知られています。

信長塀(のぶながべい)

織田信長が桶狭間の戦い(1560年)で勝利した際に奉納したとされる塀で、日本三大土塀の一つに数えられています。戦国時代の歴史を感じることができる貴重な建造物です。

宝物館(ほうもつかん)

熱田神宮には、日本の歴史に関わる貴重な宝物が数多く収められています。特に、織田信長や徳川家康ゆかりの武具や書状などが展示され、歴史ファンにも人気のスポットです。

2. 熱田神宮の歴史について

熱田神宮は、日本神話に登場する「三種の神器」の一つである「草薙剣」を祀る神社として知られています。創建は景行天皇43年(西暦113年)と伝えられ、1900年以上の歴史を誇ります。

日本武尊(やまとたけるのみこと)と草薙剣
熱田神宮の起源は、日本武尊が東征の際、天皇から授けられた草薙剣を用いて戦ったことにあります。その後、日本武尊は伊吹山で病に倒れ、妻である宮簀媛命(みやすひめのみこと)が草薙剣をこの地に祀ったことが、熱田神宮の始まりとされています。

武将との関わり
戦国時代には織田信長が桶狭間の戦いの際に戦勝を祈願し、勝利後に信長塀を奉納しました。また、徳川家康もこの地を篤く崇敬し、社領の寄進などを行っています。江戸時代には「尾張国の総鎮守」として多くの参拝者を集め、現在も名古屋の人々にとって重要な神社です。

3. 熱田神宮の現代の意義について

熱田神宮は、古来より「熱田さん」と呼ばれ、人々の信仰を集めてきました。特に以下のようなご利益があるとされています。

厄除け・開運
三種の神器の一つである草薙剣を祀ることから、災厄を断ち切り、開運をもたらすと信じられています。特に厄年の人々が参拝し、厄払いの祈願をすることで有名です。

商売繁盛・事業成功
上知我麻神社では、商売繁盛の神様である「事代主神(ことしろぬしのかみ)」を祀っており、経営者やビジネスマンに人気の参拝スポットです。

縁結び・家内安全
熱田神宮の主祭神である熱田大神(あつたのおおかみ)は、家族や夫婦円満を守護する神様でもあります。そのため、良縁成就や家庭円満を願う人々にも厚く信仰されています。

交通安全・勝負運
日本武尊の東征にまつわる伝承から、旅の安全や勝負事のご利益があるとされています。受験生やスポーツ選手が祈願に訪れることも多い神社です。

重要な年中行事

  • 初詣:毎年200万人以上が訪れる中部地方最大級の初詣スポット
  • 熱田まつり(6月5日):名古屋三大祭りの一つで、花火大会も開催
  • 新嘗祭(にいなめさい・11月23日):五穀豊穣を感謝する神事

熱田神宮の所在地・アクセス・詳細情報

所在地 愛知県名古屋市熱田区神宮1-1-1
アクセス
  • 電車
    • 名鉄名古屋本線「神宮前駅」から徒歩約3分
    • JR東海道本線「熱田駅」から徒歩約8分
    • 名古屋市営地下鉄名城線「熱田神宮伝馬町駅」または「熱田神宮西駅」から徒歩約7分
    • 名古屋高速「堀田出口」または「呼続出口」から約10分
駐車場
  • 熱田神宮の無料駐車場(約400台分、年末年始は利用制限あり)
  • 周辺に有料コインパーキングあり
電話番号 052-671-4151
参拝時間
  • 本宮開門時間:午前6時~午後5時(季節によって変動あり)
  • 宝物館開館時間:午前9時~午後4時30分
公式ウェブサイト https://www.atsutajingu.or.jp/

 

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